【福井北方相】 戦争の始まり「千島列島」 事実誤認で失言

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福井北方相
戦争の始まり「千島列島」 事実誤認で失言
毎日新聞 2018年8月1日 21時56分(最終更新 8月1日 22時00分)

 福井照・沖縄・北方担当相は1日に北海道中標津町で開かれたシンポジウムで、太平洋戦争が「千島列島で始まり、千島列島で終わった」と述べた。ハワイの真珠湾攻撃に向かう日本の連合艦隊が集結したのは択捉島単冠(ひとかっぷ)湾で、「北方四島は千島列島に含まれない」とする政府見解と異なる発言。終了後に指摘を受け、間違いを認めた。

 シンポは内閣府が、修学旅行などの誘致事業の一環で開催。福井氏は「二度と戦争をすべきでない」と語る中で「千島列島で始まって千島列島で終わった太平洋戦争が日本の最後の戦争」と述べた。
 政府はサンフランシスコ平和条約で千島列島の権利を放棄したが、日本固有の領土の北方領土は千島列島に含まれないとしている。
 福井氏は2月、大臣就任記者会見で色丹島(しこたんとう)を「しゃこたんとう」と言い誤ったほか、約1カ月後、この誤りを釈明する際「昭和8(1933)年まで斜古丹島(しゃこたんとう)と呼ばれていた」と事実誤認の発言をしている。【本間浩昭】